X(旧ツイッター)やInstagram、facebook、TikTokなど、日本にはさまざまなSNSが存在しており、マーケティングでも多く活用されています。
とはいえ、マーケティングにおけるSNSのメリットやデメリット、どのように運用すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SNS運用をするメリット・デメリットについて詳しく解説します。
SNS運用をするメリット
SNS運用をするメリットは以下の通りです。
- 基本コストが不要
- 拡散能力が非常に高い
- ブランディングできる
- 見込み顧客のリアルな意見が聞ける
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.基本コストが不要
SNSは基本的に無料で運用できることが大きなメリットです。
X(旧Twitter)でマーケティングをする場合は認証バッジ(チェックマーク)を受ける必要があり、そのために月額料金が発生しますが、それでもほかのマーケティング手法に比べるとコストを安く抑えることができます。
2.拡散能力が非常に高い
SNSでは、フォロワー以外にもコンテンツが表示されるアルゴリズムが採用されているため、拡散能力に優れています。
また、X(旧Twitter)においてはリポストや引用などを通じて爆発力のある拡散ができますし、Instagramではレコメンドやハッシュタグ検索でフォロワー以外にも投稿を見てもらうことができます。
このように、SNSは拡散能力に優れており、一度バズっただけでも継続的に不特定多数の見込み顧客を集客することができるのです。
3.ブランディングできる
SNSではブランディング能力にも優れています。
たとえば、Instagramでおしゃれな写真だけを投稿することでブランドイメージもおしゃれに見てもらえますし、X(旧Twitter)やTikTokでフレンドリーにコメントを返すことで親近感のあるブランディングをすることができます。
このように、SNSではさまざまなブランディングをすることができるのです。
4.見込み顧客のリアルな意見が聞ける
SNSは良くも悪くも忖度のない意見を聞くことができます。
SNSでのリアルな意見は商品開発やマーケティングにも活かすことができますし、リアルな意見を実際のマーケティングに取り入れることで顧客の信頼を獲得することにも繋がります。
SNS運用をするデメリット
SNS運用をするデメリットは以下の通りです。
- 些細なことで炎上する可能性がある
- 偽アカウントが作成される可能性がある
- 長期的な運用が必要になる
- 多くのリソースが必要となる
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.些細なことで炎上する可能性がある
SNSで炎上対策に力を入れていても、些細なことで炎上する可能性があります。
そのため、もし炎上したときに備えて適切な対応を確立したり、炎上対策にさらに力を入れることが大切です。
2.偽アカウントが作成される可能性がある
SNSである程度の影響力を持つと、偽アカウントが作成されてしまうことがあります。
偽アカウントによって本物のアカウントの信頼が失われてしまったり、ネームバリューを使って詐欺行為をされるなど、悪用される可能性もあります。
偽アカウントは運営に報告することで対策してもらうこともできますが、フォロワーが被害を受けないように迅速な対応が求められるでしょう。
3.長期的な運用が必要になる
SNSは短期的に効果を出すことは難しく、基本的には長期的な運用が必要になります。
短期的な施策をしたい場合は、SNS広告やインフルエンサーマーケティングを活用することで、SNSアカウントを立ち上げて間もない段階でも影響力のある投稿をすることができます。
4.多くのリソースが必要となる
SNS運用は”投稿するだけ”と思われがちですが、投稿をするだけでも多くのリソースが必要になりますし、アナリティクスを分析すると多くの時間がかかります。
そのため、自社で運用が難しい場合は代行業者などに依頼することを視野に入れる必要もあるでしょう。
まとめ
本記事では、SNS運用をするメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
SNS運用は現代のマーケティングでは必要不可欠なツールとなっており、低コストでの運用や拡散能力の高さなどの大きなメリットがあります。
しかし、炎上や偽アカウントなどのデメリットもあるため、メリットとデメリットの両面を理解した運用が欠かせません。
ぜひ本記事を参考にして効果的なSNS運用をしてみてください。
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