普段何気なく表示されているWeb広告ですが、実はさまざまな種類があり、それぞれには違った特徴やメリットがあるのです。とはいえ、広告運用をしたことのない人からするとどのような違いがあるのか分からないという場合も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、Webマーケティングの効果を最大化するために使用されるWeb広告の種類とそれぞれのメリットについて詳しく解説します。
リスティング広告とは？
リスティング広告は「検索連動型広告」と呼ばれ、ユーザーが検索したキーワードに合わせた広告を検索結果の最上位に表示するWeb広告です。例えば、ユーザーがGoogleで「Webマーケティング 方法」と検索したときに、”広告”とタグのついたコンテンツが上位に表示されますが、これはSEO対策によって上位表示されているのではなく、リスティング広告として上位に表示されています。このリスティング広告はWebマーケティングにおいて非常に効果のあるWeb広告として知られており、多くの企業もリスティング広告に出稿しています。
リスティング広告のメリットとしては、ドメインパワーが弱く検索エンジンで上位表示できないWebページであっても、すぐに広告枠として上位表示できることや、クリック課金性を採用しているためコスパに優れているということです。
Facebook広告とは？
Facebook広告とは、全世界で29億人以上のユーザー数を持つFacebookや関連サイトのストーリーズやタイムラインなどのさまざまな場所に配信できるWeb広告です。Facebook広告は、いわゆる「Facebook」というSNSのみで配信されるWeb広告ではなく、メタ・プラットフォームズ社（Meta Platforms）が運営する「Facebook」「Instagram」「Messenger」「Audience Network」の4つの媒体にて広告を出稿することができます。
Facebook広告のメリットとしては、幅広い年代のユーザーにアプローチできることや費用を抑えて広告出稿できることです。
Instagram広告とは？
Instagram広告とは、Instagramのタイムライン（フィード）やストーリーズ、発見タブなどのさまざまな場所に動画広告や写真広告、商品広告などを出稿することのできるWeb広告です。Instagramは若年層に人気が高いSNSとして知られており、総務省が実施した「令和２年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると令和2年度のInstagramの利用率は10代が69.0%、20代が68.1%となっており、全年代でみても42.3%の利用率になっています。また、同調査の性別別にみてみると男性の利用率は35.3%、女性の利用率は49.2%と女性の利用ユーザーの方が多い傾向にあります。
Instagram広告を利用するメリットとしては、低予算からでも広告出稿できることや、細かいターゲティングをすることができるということです。
ディスプレイ広告とは？
ディスプレイ広告とは、ブログやホームページなどのWebサイトやモバイルアプリ内に表示される画像や動画、テキストのWeb広告です。Webサイトやモバイルアプリの内容に応じて表示されるコンテンツが変化するため「コンテンツ連動型広告」とも呼ばれています。ディスプレイ広告はさまざまな種類があり、記事内に表示される画像広告やPCで表示される右側のメニュー欄の画像広告、さらには記事内に埋め込まれている文字リンク広告などの種類があります。また、混同されがちなWeb広告として「リスティング広告」というものがありますが、リスティング広告は検索連動型広告といって検索エンジンで検索されたキーワードに連動した広告が検索一覧画面に表示されるものですので、コンテンツ内に表示されるディスプレイ広告とは異なります。
ディスプレイ広告のメリットとしては、潜在顧客にアプローチすることができることや何度も表示されるためリターゲティングすることができることです。
まとめ
本記事では、Webマーケティングの効果を最大化するために使用されるWeb広告の種類とそれぞれのメリットについて詳しく解説しました。Web広告にはさまざまな種類があり、それぞれには違ったメリットがあるため、目的や予算に応じて適切な広告を使用することが大切です。また、Web広告を組み合わせて使用することでも相乗効果で大きな利益を得ることも可能です。ぜひ本記事を参考にしてWeb広告の種類や特徴、メリットについてチェックしてみてください。
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