ヒートテックは冬には欠かせない商品ですが、実は暖かいというメリット以外にもメリットが存在し、一方でデメリットも存在するということをご存知でしょうか?
本記事では、ユニクロのヒートテックの特徴やメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックとは?
ヒートテックとは、ユニクロを運営する「株式会社ファーストリテイリング」と合成繊維・合成樹脂などの化学繊維などを扱う大手化学企業である「東レ」が共同開発した防寒インナーです。
防寒機能のついているインナーをまとめて「ヒートテック」と表現することが多いですが、厳密にはヒートテックはユニクロの防寒インナーのみを指す言葉となっています。
また、ヒートテックには暖かさの種類もさまざまとなっており、通常のヒートテックのほかにも「極暖」と「超極暖」などの種類が展開されています。
UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックのメリット
UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックのメリットは以下の通りです。
- 冬でも暖かく過ごせる
- ファッションに取り入れやすい
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.冬でも暖かく過ごせる
ヒートテックの最大のメリットは、冬でも暖かく過ごせるということです。
汗を吸収して熱を発生させる吸湿発熱作用をもとにしています。
冬は気温が低いため汗をかかないと思われがちですが、実は多くの汗をかいているため、少し歩いただけでも汗をかき、ヒートテックの効果を発揮することができるのです。
また、ヒートテックの「極暖」や「超極暖」は通常のヒートテックよりも熱を逃しにくい設計となっています。
2.ファッションに取り入れやすい
ヒートテックは、薄い生地で作られているだけでなく、首元や袖の長さのデザインも豊富であるため、ファッションに取り入れやすいということもメリットです。
ヒートテックには以下のような種類があります。
- クルーネック(九部丈)
- Vネック(九部丈)
- タートルネックT(九部丈)
- クルーネックT(半袖)
- VネックT(半袖)
- タイツ
- ステテコ
このようにさまざまな種類が展開されているため、ファッションの邪魔をせずに取り入れることができるのです。
UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックのデメリット
UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックのデメリットは以下の通りです。
- 乾燥しやすい
- 肌荒れの原因になる
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.乾燥しやすい
ヒートテックは汗の水分を吸収して発熱しますが、効率的に汗を吸収しすぎてしまい乾燥の原因になってしまいます。
これはヒートテックに使用されているレーヨンの性質が要因となっており、本来必要な肌の水分量以上にレーヨンが水分を奪ってしまうのです。
毎日のようにヒートテックを着ていると肌の水分が奪われ続けてしまい、乾燥肌や湿疹、かゆみなどの原因になってしまいます。
2.肌荒れの原因になる
ヒートテックに使用されているポリエステル・アクリル・レーヨン・ポリウレタンはすべて化学繊維となっており、コットンやシルクなどの天然繊維に比べて通気性が悪いという性質があります。
通気性が悪いことによって、ヒートテックが水分を吸収しても発散されずに留まってしまうため、服の中が蒸れてしまうことがあるのです。
このように通気性が悪いことから汗で濡れてしまったヒートテックは非常に乾きにくいため、室内にいるときにかいた汗や外を歩いているときにかいた汗などが原因で蒸れてしまい、その結果「背中ニキビ」や「かゆみ」などの原因になってしまうこともあります。
ヒートテックの類似品にも同じ特徴がある
ユニクロのヒートテックには以下のような類似品があります。
- ZOZOHEAT(ZOZO)
- ボディヒーター(セブンプレミアム)
- ピースフィット(イオン)
- ファイバーヒート(しまむら)
- ヒートインナー(ドン・キホーテ)
ヒートテックとは異なる特徴がある商品もありますが、基本となる性能は”体温をもとに発熱する”ということになるため、ヒートテックと同じようなメリット・デメリットがあります。
そのため、ヒートテックの類似品を購入する場合にも本記事のメリット・デメリットを参考にすることができるでしょう。
まとめ
本記事では、ユニクロのヒートテックの特徴やメリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。
ヒートテックは寒さ対策には欠かせないアイテムですが、暖かいという大きなメリットがある反面、肌荒れの原因になるなどのデメリットも存在します。
そのため、汗をかきやすい場所には着ていかないなど、特に肌の弱い方は対策が必要となります。
ぜひ本記事を参考にしてヒートテックのメリット・デメリットを理解して上手に着れるようにしてみてください。
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