ブログをもっと上手に！文章構成に役立つフレームワークを紹介

ブログ記事をたくさん書いていると、うまく書けたときもあればうまく書けないと思うこともありますが、どんなブロガーでも一度は自分の文章に自信を持てないというネガティブな思考になってしまうことがあります。

ネガティヴな思考でブログ記事を書いても読者に伝わる文章は作れませんよね。

そんな時に役立つのが、フレームワークを用いた文章の執筆です。

フレームワークを用いて文章構成を作ることで、自信を持ってコンテンツ制作することができます。

本記事では、文章構成にフレームワークを使う役割や具体的な手法について詳しく解説します。

そもそもフレームワークとは？

フレームワークという言葉はさまざまな場面で使用されますが、ブログおよびビジネスにおいてのフレームワークには「課題を改善するための枠組み」として使用されます。

たとえば、「ブログ記事執筆時に読者に伝わるような文章が作れない」という課題に対して、フレームワークを使用することで読者に伝わるような文章を作ることができるのです。

文章構成を作るフレームワークにはいくつかの種類があるため、課題に対して適切なフレームワークを使用することが大切になります。

記事構成に役立つフレームワークの種類は以下の通りです。

それぞれのフレームワークについて、以下で詳しく解説します。

PREP法とは、結論（Point）・理由（Reason）・具体的（Example）・結論（Point）の順番で記事構成を行います。

結論から文章を始めることで、読者が記事の内容をある程度理解したうえで読み進めることができるため、興味関心を惹きつけやすくなります。

ただし、読者の感情にアプローチするような文章には向いておらず、あくまで論理的に説明したりする文章に適しています。

たとえば、「スパイスだけで作るカレーは難しい？」というタイトルの記事を作成する場合、PREP法を使用すると以下の構成にすることができます。

このように結論から文章を書き始めることで、はじめに読者の疑問を解決することができるため、、より深い説明をすることができるのです。

SDS法とは、要点（Summary）・詳細（Details）・要点（Summary）の順番で記事作成を行います。

要点を中心に記事を執筆することで、読者が要点を掴みやすく、どの部分が重要なのかを瞬時に判断することができます。

要点を中心に執筆するため、各項目の深堀は難しいですが、ニュースや商品紹介などの短い文章でまとめる必要のある文章に効果的です。

たとえば、「主婦からスパイスカレーが人気なワケ」について文章を作成する場合、SDS法を用いると以下のような文章構成にすることができます。

要点（Summary）
- 誰でも簡単に作れるスパイスカレーは主婦から人気を集めています
詳細（Details）
- スパイスカレーは野菜とスパイスを炒めてから煮込むことで作られます。スーパーなどでスパイスを購入することができ、料理工程も難しくないため、一味違ったカレーとして主婦から人気を集めているのです。
要点（Summary）
- いつもと違ったカレーを楽しみたい場合はスパイスカレーに挑戦しましょう

SDS法ではひとつひとつの項目を詳細に説明することは難しいですが、要点だけを掻い摘むことで商品・サービスの特徴を効果的に説明することができます。

DESC（デスク）法は、描写する（Describe）・説明する（Express）・提案する（Suggest）・選択する（Choose）の順番で記事作成を行うフレームワークです。

商品やサービスを販売するときは「悩み」が必要となるため、まずは悩みをイメージしてもらい、その後に悩みを解決するための文章を構成します。

悩みを解決するための方法をいくつか提示することで選択の段階で自社商品に誘導しやすくなるため、「この悩みを解決するならコレ！」というように決めつけると効果が半減してしまうこともあるので注意しましょう。

たとえば、ダイエットをしたい男性に向けた記事を書く場合、DESC法を用いて以下のように構成することができます。

描写する（Describe）
- 海水浴するために夏までにダイエットしたい
説明する（Express）
- ダイエットをするためには食事制限や筋トレ、生活習慣を整えることが大切です
提案する（Suggest）
- 睡眠時間の確保や間食を控えるなどの基本的な食生活を行うことに加え、毎日のウォーキングやジムに通うことを習慣づけると良いでしょう。
選択する（Choose）
- 時間がなくてウォーキングや筋トレができない方は、脂肪燃焼を促す効果のあるサプリメントを食後に飲むだけでも効果を実感できます。