何気なくWebサイトを利用していると気づかないこともありますが、実は日本のWebサイトのほとんどがSSL化というセキュリティ設定がされており、個人情報の悪用を防いでくれています。しかし、ブログを開設したばかりという方はSSL化の設定を忘れているケースも多く、知らず知らずのうちに危険なサイトと判断されてしまっていることも多いのです。そこで本記事では、ブログ運営やSEO対策において欠かせないSSL化の概要と重要性について詳しく解説します。ブログを検索エンジンで上位表示させて多くのユーザーにみてもらいたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
SSLとは？
SSLとは、Secure Sockets Layerの略称でインターネット上の通信を安全におこなうために暗号化する設定のことを指します。Webサイトを通じて個人情報が盗まれてしまったり、SNSのログイン情報が抜き取られてしまうという事件は後を絶ちませんが、SSL化をすることで防ぐことができます。
また、検索エンジンで上位表示されるためのSEO対策の内容を定めているGoogleによってもWebサイトのSSL化が推奨されており、SSL化されていないWebサイトはGoogleから危険なWebサイトと判断されて上位表示されにくくなってしまいます。
このようにSSL化されていないWebサイトは危険であることから、GoogleChromeやSafariなどの検索エンジンでSSL化されていないアイトにアクセスしようとすると「このWebサイトは安全ではありません」や「安全ではありません」、「保護されていない通信」などと表示されてアクセスしないような施策がされているのです。
このように、WebサイトをSSL化することは、もはやWebサイトを運営するにあたって最低限必要な施策として知られており、SSL化されていないWebサイトはユーザーがアクセスできないようにブラウザも対応を進めている状態なのです。
httpsとhttpのURLの違い
WebサイトのURLには「https://〜」から始めるWebサイトと「http://〜」から始めるWebサイトの2種類がありますが、SSL化されているWebサイトは「https://〜」から始まり、SSL化されていないWebサイトは「http://〜」から始まります。
SSL化しているWebサイトとそうでないサイトではページのURLにも違いがあり、ネットリテラシーの高くなっている現代の日本人であれば一目でSSL化しているサイトかどうかを判断することができるのです。
WebサイトをSSL化する重要性
WebサイトをSSLする重要性は以下の通りです。
- 安全なWebサイトを設計できる
- SEO対策に有効
それぞれの重要性について、以下で詳しく解説します。
1.安全なWebサイトを設計できる
WebサイトをSSL化する最大の目的は、訪問するユーザーの個人情報流出を守り、安全に利用してもらうためです。Webサイトを通じてクレジットカードの情報が抜かれてしまったり、アカウントハックをされてしまうなどのトラブルが後を立たない現代のインターネットにおいて、個人情報が守られているWebサイトでなければ利用しないというユーザーも増えています。また、最近のブラウザではクレジットカード情報やログイン情報などを気軽に保存できるようになっているため、ユーザーの個人情報を守ることはWebサイトを運営する側の義務でもあります。
2.SEO対策に有効
Webサイトを検索エンジンの上位表示するためにはSSL化することが必須です。実際に検索してみてば分かる通り、検索エンジンで上位表示されている、つまりSEO対策に成功しているWebサイトはすべてSSL化されているのです。このようにSSL化とSEO対策は密接な関係があり、SEO対策を成功させて検索エンジンで上位表示させたいのであればSSL化をする必要があるのです。ブログ初心者の方はコンテンツを充実させることに力を入れるケースも多いですが、実はSSL化していないWebサイトにいくらコンテンツを充実させても上位表示されることはないため、まずはWebサイトをSSL化することが最優先なのです。
まとめ
本記事では、ブログ運営やSEO対策において欠かせないSSL化の概要と重要性について詳しく解説しました。現代の日本でWebサイトを運営するなかでSSL化をすることは必要不可欠な施策となっており、もしSSL化を行っていないと危険なWebサイトと判断されてしまいユーザーから閲覧されることもなくなってしまいますし、Googleクローラーからも危険なWebサイトとして評価が著しく下がってしまいます。そうならないためにも本記事を参考にしてSSL化について理解してみてください。
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