ブログを始めたけれど、まったく上位表示される気配はないし、そもそも検索に表示されないという悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
その原因は、SEOの記事作成の前提を理解していないからかもしれません。
本記事では、SEOにおける記事作成の目的ややりがちなNG記事について詳しく解説します。
SEOにおける記事作成の目的とは?
SEOにおける記事作成の目的は以下の通りです。
- 読者の悩みを解決する
- アフィリエイトの成約に繋げる
- ドメインパワーを強化する
それぞれの目的の詳細について、以下で詳しく解説します。
1.読者の悩みを解決する
SEO対策の施策のひとつとしてコンテンツを制作する場合、前提として読者の悩みを解決することが重要です。
というのも、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワードを検索するとき、かならず何かしらの悩みを持っているからです。
たとえば、「ディズニー アクセス」のキーワードで検索した場合、ディズニーのアクセス方法について悩んでいることがほとんどですし、「壁紙 修理」というキーワードで検索する場合は壁紙をどのようにして直せばいいか悩んでいることが多いでしょう。
また、Googleアルゴリズムでは「ユーザーに価値のあるコンテンツ提供」が重要視されているため、アルゴリズムの観点からもユーザーファーストの記事作成を心がけることは重要です。
このように、SEO対策では読者の悩みを解決するための記事作成(=ユーザーファースト)を前提にすることが大切になります。
2.アフィリエイトの成約に繋げる
アフィリエイトの成約に繋げるためにSEO記事を執筆するというケースが非常に多いです。
アフィリエイトの成約に繋げる場合もユーザーファーストの記事制作を前提とし、読者が商品・サービスを欲しいと思うような記事構成が肝心となります。
ポイントとしては、読者にストレスを与えることです。
私たちが何かを買うときの多くはストレスを感じており、たとえば「泡を吹きかけて放置するだけでカビが取れる」という商品を購入するとき、カビ掃除がめんどくさいというストレスや、不衛生なカビの近くにいたくないというストレスを感じるため、それらを解決できる商品の購入を決断します。
このように、商品・サービスの購入の決め手が何かしらのストレスになることが多いため、記事内ではストレスを与えるような文章にすることが大切です。
3.ドメインパワーを強化する
Webサイトやホームページを立ち上げてすぐの段階はドメインパワーが低く、記事を投稿しても上位表示されないことはもちろん、Googleにインデックスされない(検索に表示されない)ことがほとんどです。
そのため、ドメインパワーを高めるためにコンテンツを量産するというSEO対策の手法を取るケースは少なくありません。
しかし、質の低いコンテンツを量産してもまったく効果がないだけではなく、Googleからペナルティをくらってしまう可能性もあるため、質の高いコンテンツを量産することが大切です。
記事作成時にやりがちなNG記事
記事作成時にやりがちなNG記事は以下の通りです。
- 自分の感想・意見だけの記事を書く
- 備忘録のような記事を書く
それぞれの内容について、以下で詳しく解説します。
1.自分の感想・意見だけの記事を書く
Googleが良質なコンテンツだと判断するための基準として「E-E-A-T」というものがありますが、この中に「Experience(経験)」という項目があります。
Experience(経験)は、コンテンツに含まれる実体験がSEOで重要視されるというものですが、実体験や筆者の感想・意見だけのコンテンツは評価されません。
理由は簡単で、筆者の感想・意見の信頼性が明白ではなく、ユーザーの興味関心は薄いからです。
また、ユーザーの意見・感想を知りたいのであればSNSでの検索で十分な場合が多いです。
このような理由から、記事内では客観的に見た自分の感想・意見を含めるようにしましょう。
2.備忘録のような記事を書く
備忘録のような記事を執筆している方もいますが、SEO対策としてはまったく効果がありません。
備忘録の内容は自分が忘れたくない内容であるため、読者が知りたいと思っていない情報が含まれていないことが多いからです。
SEO対策では、ユーザーが求める情報を網羅する必要がありますし、キーワードを狙うことも大切であるため、備忘録のような記事は作らないようにしましょう。
まとめ
本記事では、SEOにおける記事作成の目的ややりがちなNG記事について詳しく解説しました。
ブログなどでSEO対策を始めたばかりの方は、前提の目的を理解していない場合も多いです。
それでは、いつまで経ってもSEO対策に成功することはないため、まずは前提条件を理解するようにしましょう。
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