実はウォーターサーバーにはいくつかの水の種類が使用されているのですが、ウォーターサーバーを選ぶときはコスト面や機能面が重視されやすいことから水の種類をチェックしないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、水の種類によっても使い勝手が変わってしまうこともあるため、事前に水の種類についても抑えておくことが大切です。
そこで本記事では、ウォーターサーバーで使用される水の種類や天然水とミネラルウォーターの違いなどについて詳しく解説します。
ウォーターサーバーの利用を検討しているけれど、水の種類について分からないという方はぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも水にはどんな種類がある?
日常生活において一般的に使用される水の種類は水道水や天然水、ミネラルウォーターなどの水ですが、実は以下のようにさまざまな水の種類があるのです。
- 水道水
- ミネラルウォーター
- 天然水
- 炭酸水
- アルカリイオン水
- RO水
- 精製水
- 海洋深層水
このように、水にはさまざまな種類があり、違った特徴があるため用途によって使い分けられているのです。
ウォーターサーバーで使用される水の種類
ウォーターサーバーで使用される主な水の種類は以下の通りです。
- 水道水
- 天然水
- 炭酸水
- RO水
それぞれの水の種類の特徴について詳しく解説します。
ウォーターサーバーの水の種類①:水道水
ウォーターサーバーでは使用されないと思われがちですが、実は水道水を使用するウォーターサーバーも存在します。
とはいえ、水道水をそのまま使用するのではなく、サーバー本体に内蔵された濾過装置によって水道水に含まれる塩素(カルキ)や不純物などを取り除いた水を使用することが一般的です。
このようなウォーターサーバーを「浄水型ウォーターサーバー」や「水道直結型ウォーターサーバー」といい、ボトルを使用せずに美味しい水を飲めるというメリットがあります。
ウォーターサーバーの水の種類②:天然水
天然水は井戸水や湧水、温泉水などを原水にした天然の水となっており、ウォーターサーバーでもっとも利用される水となります。
ウォーターサーバーの水の種類③:炭酸水
ウォーターサーバーの種類によっては炭酸を注入できる機能が備わっているものもあるため、炭酸水を利用することもできるのです。
炭酸水を作る方法はウォーターサーバーによっても異なりますが、専用ボトルに炭酸ガスを注入してボトルを振ることで作られるタイプもあれば、ボタンを押すだけで作れるタイプもあります。
どちらの方法でも強炭酸の炭酸水を作ることができます。
ウォーターサーバーの水の種類④:RO水
RO水は、逆浸透膜(RO膜)を用いて原水の不純物をろ過した水を指します。
RO膜は微細なフィルターとなっているため、細菌や汚染物質などの不純物を除去することはもちろん、ミネラル分においても除去してしまうため、ミネラルを補給したいと考えている方には不向きです。
しかし、RO水は水道水などから作ることもできるため安価であることも多く、また赤ちゃんでも安心して飲むことができるため、さまざまな場面で使用されます。
ミネラルウォーターと天然水の違い
ミネラルウォーターと天然水は同じ水だと勘違いされやすいですが、実は大きな違いがあります。
先ほどもお伝えした通り、天然水は井戸水や湧水、温泉水などの原水が使用された水ですが、沈殿やろ過、加熱殺菌のみの加工がされています。
一方でミネラルウォーターはミネラルを含むために水源の異なる天然水を混ぜて作られたり、人工的にミネラル分が調整されるなどの処理が行われているものを指します。
つまり、ミネラルウォーターの大枠は天然水となっており、天然水の中でもミネラル分が多いものをミネラルウォーターということも多いのです。
ウォーターサーバーの水はどれを選ぶべき?
ここまでお伝えした通り、ウォーターサーバーにはいくつかの水の種類が使用されていますが、一般的に使用するのであれば天然水を選ぶのが無難です。
コストを少しでも抑えたいのであればRO水や水道水を使用したウォーターサーバーを検討するのもいいですが、最近では天然水でも低コストで使用することができるため、用途によって選ぶ分けるといいでしょう。
まとめ
本記事では、ウォーターサーバーで使用される水の種類や天然水とミネラルウォーターの違いなどについて詳しく解説しました。
ウォーターサーバーにはさまざまな水の種類があるため、目的に応じて使い分けることが大切です。
また、水の種類だけでなく配達の頻度やサーバーの機能、温度調節機能の有無など、さまざまなポイントをチェックして選ぶようにするといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にしてウォーターサーバーで使用される水の種類についてチェックしてみてください。
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